家庭菜園を始めてから、畑作りや野菜の育て方について母に聞くことが増えた。
「去年はいつ頃植えた?」
「きゅうりはいつから採れ始めた?」
「大葉は何袋くらい出荷できた?」
そんなことを聞くたびに、母は一冊の手帳を開いて教えてくれる。
「去年はこの日に植えたね」
「その年は雨が多くて失敗した」
「道の駅にはこれくらい出荷したよ」
去年のことや、2年前のことまでその手帳を見ながら説明してくれる。
どういう手帳か興味を持ち、母に聞いてみた。
3年日記という存在を初めて知った
不思議に思って聞いてみると、それは「3年日記」だった。
同じ日付のページに3年分の記録を書ける仕組みになっていて、去年や一昨年の出来事をすぐに見返すことができるらしい。
しかも母は、それを20年以上続けているという。
だから、
「去年はこうだった」
「一昨年はもっと収穫できた」
「その年は台風で全滅した」
そんなことがすぐに分かるのだ。


実際に見せてもらうと、同じ日付の欄に過去の記録が並んでいて驚いた。
農業は天候や気温に左右される。
同じように見える毎年でも、実際には全く違う。
だからこそ、記録を残して翌年に活かしているのだろう。
農業に記録は大切なのかもしれない
私はこれまで日記を続けられたことがない。
学生の頃も、大人になってからも、何度か挑戦したが長続きしなかった。
でも家庭菜園を始めてから、記録の大切さを感じるようになった。
いつ種をまいたのか。
いつ追肥したのか。
いつ収穫が始まったのか。
どれくらい出荷できたのか。
今は覚えているつもりでも、来年になると意外と忘れてしまう。
DIYも同じだ。
どの材料を使ったのか。
費用はいくらだったのか。
どんな失敗をしたのか。
後から見返せる記録があれば、次に活かせる。
そう考えると、これは日記というより「暮らしの記録帳」なのかもしれない。
パソコンやスマホでも日記やメモはあるが、3年分の手あかのついた手帳、そして、すぐに見たい日付が見られる便利さは、手書きならではの良さだと思う。
私も3年日記を始めてみる
母の話を聞いているうちに、私もやってみたくなった。
どの手帳にするかかなり迷ったが、最終的にはシンプルで続けやすそうなものを選んだ。


私が選んだ3年日記はこちらです。
色がかわいくて選んだのですが、3年間も開けたり閉じたりするものなので、母と同じソフトレザーカバーにすればよかったと後悔しています。
これも経験だと思い、3年後は、丈夫なカバーの3年日記を買いたいと思います。
毎日長い文章を書くつもりはない。
その日にやったことを数行だけ。
畑の様子。
DIYの進み具合。
収穫した野菜。
その日の気付き。
そんな小さな記録を積み重ねていこうと思う。
1年後、3年後の自分への贈り物
退職を目前に控えた今、私の暮らしは大きく変わろうとしている。
空き家DIY。
家庭菜園。
道の駅への出荷(予定・希望)。
そして、新しい暮らしづくり。
今は当たり前の日常も、数年後に振り返れば貴重な記録になるはずだ。
母のように20年以上続けられる自信はまだない。
それでも、まずは今日の一行から始めてみようと思う。
1年後、3年後、この手帳を開いたときに、
「あの頃はこんなことをしていたんだな」
と懐かしく思える日が来るのを楽しみにしている。
まだ、きゅうりとトマトしか植えていませんが、さっそく3年メモを活用しています。
簡単なメモなので、三日坊主の私でも続けられそうです。
書いたメモをもとに、きゅうりの栽培記録を随時更新しています。

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