レイズドベッドを作るにあたって、
「どの堆肥を入れるか」はかなり重要なポイントになる。
ただ、多くの記事は
「どれがよく育つか」という結果が多く、
土そのものがどう変わるのかについてはあまり触れられていない。
しかし実際には、
最初に作る土の状態が、その後の育ちを大きく左右する。
そこで今回は、
作物の成長ではなく「土作り」に焦点を当てて、
3種類の堆肥の違いを検証してみることにした。
🌿 今回の検証内容
今回のレイズドベッドでは、条件をそろえて比較する。
- サイズ:同じ大きさのベッド
- ベース:落ち葉・枝・土を共通で使用
- 違い:入れる堆肥のみ
使用する堆肥
- とん糞堆肥
- 鶏糞堆肥
- 牛糞堆肥
👉 純粋に「土への影響」を見るための検証
🌿 土作りで見るポイント
今回チェックするのはこの3つ👇
① 土のふかふか具合(団粒構造)
- 空気を含むか
- 水はけが良いか
② 微生物の増え方
- 分解の進み具合
- 土の匂いの変化
③ 水持ち(水分保持)
- 乾きやすさ
- 湿り具合の安定
👉 この3つが整えば、作物は自然と育ちやすくなる
🌿 牛糞堆肥|土作り重視なら最有力

牛糞堆肥は、土作りにおいて非常に優秀。
- 有機物が多く、微生物が増えやすい
- 土がふかふかになりやすい
- 水持ちと水はけのバランスが良い
👉 「いい土」を作る力が一番強い
反面、肥料効果は弱いため、
これ単体だと栄養はやや不足する可能性がある。
現時点では文献や一般的な特徴からこのように考えています。
実際のレイズドベッドで数か月~1年かけて土の変化を検証し、結果は追記していきます。
🌿 鶏糞堆肥|土作りというより肥料寄り

鶏糞は、土作りというより「栄養補給」の役割が強い。
- 分解が早い
- 微生物は増えるが持続性は弱め
- 土の構造改善効果はそこまで高くない
👉 土そのものを良くするというより、作物を育てるための堆肥
レイズドベッドでは、分解を促進するために、米ぬかやカルスNCRを大量に撒いた。
そのため、リン不足を解消するのに役立ちそうだ。
入れすぎると土が不安定になる可能性もある。
🌿 とん糞堆肥|バランス型の土作り
とん糞堆肥は、土作りと肥料の中間のような存在。
- 微生物の働きもそこそこ良い
- 栄養バランスもある
- 土の改善効果も期待できる
👉 極端な弱点がなく扱いやすい
ただし、牛糞ほどの「ふかふか感」は出にくい。
🌿 現時点での結論
土作りという視点だけで見ると、
- 最も土が良くなりやすい → 牛糞堆肥
- バランスよく整う → とん糞堆肥
- 肥料効果中心 → 鶏糞堆肥
という印象になる。
🌿 今後の検証予定
レイズドベッドに不足している土を入れて完成させたら、5つあるレイズドベッドでそれぞれの肥料の効果を検証する予定だ。
- 実際に時間が経ったときの土の変化
- 作物を植えたあとの違い
農業は毎年続くので、土づくりは、効率よく、そして効果的に作物を作るための第一歩だと考えている。
サラリーマンのころは、土のことや、たい肥の違いなど考えたこともありませんでした。
家庭菜園を始めるきっかけとなった出来事についてこちらの記事に書いています。


コメント