第43話|桜島釣行記|旧暦を合わせて挑んだ5月下旬の大物狙い

🎣 釣り

最近は空き家DIYに追われる毎日で、久しぶりの釣りとなった今回の桜島遠征。
5月下旬、3泊4日の日程で友人と鹿児島県の桜島へ向かった。

船釣りではなく、堤防から釣る。

今回の日程は、適当に決めたわけではない。
昨年の同じ時期、この場所で50cmオーバーのチヌや真鯛が釣れた。

「来年も同じ潮回りなら、また大型が入るかもしれない」

そう思い、その時の日にちを旧暦に直し、1年後の同じ旧暦がいつになるか調べ、昨年の大漁日と同じ潮を選んで今回の釣行日を決めた。

1年前から決めていた日の釣りだ。

大雨にならないか、強風がふかないか、数週間前から祈るような気持ちでこの日を迎えた。

潮は中潮。
天気は曇りのち晴れ。
時折少し風は吹くものの、釣りができないほどではない。

深場を狙ったフカセ釣り

今回の仕掛けはフカセ釣り。

この場所は水深がかなりある(竿3本分以上)ため、たまウキではなく棒ウキを使用した。
さらに2号のオモリを使い、仕掛けを一気に海底付近まで沈める。

餌はオキアミ。

久しぶりの海に立ちながら、ゆっくりと一投目を投げ込む。

じっと海面に浮かぶウキを見つめる時間。
この時間がたまらなく好きだ。

ただ、初夏だからかエサ取りも多い。
小魚たちが次々と餌をつついているのがわかる。

「本命まで届くかな…」

そう思いながら流していると――。

ウキがスッと海中へ沈んだ。

「今だ!」

勢いよく合わせると、確かな手応え。
竿が大きく曲がった。

魚との駆け引き

ここからは魚との勝負だ。

無理をすると糸が切れる。
強引すぎると針が外れる。

相手の力に合わせながら、リールのドラグを少しずつ調整する。
魚が走れば糸を出し、止まったところでゆっくり寄せる。

DIYでは毎日体を動かしているのに、魚とのやり取りに使う力はまた別物だ。

相手が少し弱ったタイミングで、一気に竿を立て、リールを巻く。

そして――。

海中から浮かび上がってきた魚体を見た瞬間、思わず声が出た。

「チヌだ!」

銀色に輝く魚体。
分厚い体。
めちゃくちゃかっこいい。

やはり大型のチヌは迫力が違う。

実は2年前の同じ潮の日も桜島釣り旅行をしたが、その時は、なんと、同僚が堤防から70cmの真鯛を釣り上げた。
そんな大物がいるとは思わず、仕掛けは、1.7号のハリスだった。
タイとの死闘が繰り広げられ、とうとう、釣り上げた。

その時に思った。
その同僚の技術も素晴らしいが、針の結び目をはじめ、すべての結び目が完璧で、ハリスもフグなどにかじられた後もなくしっかりと強度を保てる状態だったことも、大きな魚を釣ることができた大きな要因だと思う。

それ以降、ハリスや針を確認し、こまめに交換するようにしている。

常に大物が来ることを想定し始めた。

次々と釣れる魚たち

その後も釣果は続いた。

タイ
オオモンハタ。
クロ。
様々な魚が顔を見せてくれた。

久しぶりの釣りだったこともあり、釣れるたびに嬉しさが込み上げる。

「やっぱり桜島は面白い」

自然相手なので、もちろん毎回こう上手くいくわけではない。
それでも、旧暦や潮を合わせて来たことが報われたような気がした。

来年もまた、同じように旧暦を調べて挑戦したいと思う。

夜は仲間とのバーベキュー

釣りの後は、仲間たちとバーベキュー。

釣った魚の話をしたり、仕掛けの話をしたり。
海を眺めながら語り合う時間は、やはり特別だ。

釣り旅行の時の食事の準備についてはこちらです。
特別なことは何もなく、必要最低限の準備です。

そして今回、自分でも少し驚いたことがある。

実は禁煙中だった私は、この期間、一度もタバコを吸いたいと思わなかった。
ヘビースモーカーの仲間もいたが、不思議なくらい気持ちが揺れない。
以前なら、誰かが吸っているだけで誘惑を感じていたのに、今回は全く違った。

体からニコチンが抜けて、少しずつ安定してきたのかもしれない。

禁煙を始めた時の様子はこちら

釣りも、仲間との時間も、そして禁煙も。
なんだか色々な意味で、自分の変化を感じた桜島遠征だった。

釣りが終わったら、道具のお手入れをした方がいい。
私のお手入れ方法については、こちらをご覧ください。

自宅に帰って、家族に刺身や焼き魚を振舞った。
夫も娘も、「すごーい」「おおきい」とビックリ
そして、「おいしいね」と言ってくれた。
その笑顔を見て、また、来年もたくさん釣りたいと思った。

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