キャンピングカーの種類を調べ、私たちはキャブコンが自分たちの使い方に合っていそうだと感じていた。
そこで実際の車両を見てみようと思い、キャンピングカー専門店に行ってみることにした。
特に予約はせずに、いわばアポなしの訪問だった。
それでもお店の方はとても丁寧に対応してくれ、車両の説明や車内の見学をゆっくり案内してくれた。
展示場には、ざっと見ただけでも100台近いキャンピングカーが並んでいた。
キャブコン、バンコン、軽キャンピングカーなど、さまざまなタイプの車両があり、価格も本当にさまざまだ。
一台一台見て回りながら、内装やレイアウトを比べたり、値段を見たりするだけでもとても楽しかった。
まるでテーマパークに来たような気分だったのを覚えている。
その中で、私たちの目に止まった一台があった。
レイアウトや収納、ベッドの配置などが、私たちの使い方にぴったり合っていると感じた車両だった。
そして、私たちの手の届く金額だった。
実は、主人とキャンピングカー専門店に行く前に決めていたことがある。
キャンピングカー専門店に行くと、おそらくピンからキリまであるだろう。
値段はいくらまで、と最初に決めておこう。
上限を400万円ということに決めた。
そして、お互いに、それを破ろうとしたら引き留めようね、と約束した。
色んなキャンピングカーを見て回るうちに、普通車の中古車と異なり、だいたいは数百万以上する。
そのうち、私たちの金銭感覚がマヒしていく感覚があった。
欲しいキャンピングカーが予定していた金額よりも150万円高かった。
内装もシンプルで、車内が落ち着いた感じがある。
主人に、「さっきの約束やけど、やっぱり、「欲しい」っていうものを買った方がよくない?」と打診してみた。
主人の答えは、「そういうことを言ってたら切りがないって」「当初の約束どおり400万円以内で探そう」
そうだった。
約束を破ろうとしたら引き留めてねと、それも約束したんだった。
今回は縁がなかったということで、泣く泣くあきらめた。
主人と相談しながら見て回り、気がつくと二人とも同じことを考えていた。
「これがいいね」
金額も、使い勝手も私たちの求めたものを満たしていた。
実際は420万円だったが、店に交渉した結果値下げはしてもらえなかったが、陸運局の手続きを自分たちですれば、その分の費用が安くなる、ということで、店の人に聞きながら自分たちで手続きをすることになった。
その結果、予算内に収まり、その日のうちに購入する意思をお店の方に伝えた。
ただし、すぐに乗れるわけではなかった。
車両は点検や整備をしてから引き渡しになるため、納車まで約2か月ほどかかるとのことだった。
さらに驚いたのが支払い方法だった。
キャンピングカーは高額な買い物だが、支払いは引き渡し日の前日までに銀行振込と言われた。
17年経過した中古だったが、ちょっと高い普通車の新車くらいの金額だ。
人生でそんな大きな金額を振り込む経験はほとんどなく、正直少し緊張したのを覚えている。
納車までの2か月は、とにかく待ち遠しかった。
「早く乗ってみたい」「どこに行こうか」「収納には何を入れようか」
そんな話を毎日のようにしていた。
今振り返ると、ひとつだけ後悔していることもある。
それはサブバッテリーの選択だ。
当時はキャンピングカーの電源についての知識がほとんどなく、サブバッテリーの重要性をあまり理解していなかった。
そのため標準のバッテリーのまま購入したのだが、今思えばリチウムイオンバッテリーを選んでおけばよかったと思っている。
キャンピングカーを使い始めると、電源の大切さを実感する場面が何度もあったからだ。
サブバッテリーの役割や種類についてはこちらにまとめています。
それでも、初めてキャンピングカーを見に行ったあの日のワクワクした気持ちは、今でもはっきり覚えている。
展示場に並ぶたくさんのキャンピングカーを見ながら、これから始まる新しい楽しみを想像していた時間は、とても特別なものだった。
様々なキャンピングカーを見て触れるのは、これからの暮らしを想像しとても楽しいものです。
キャンピングカーは魅力的ですが、購入を迷っている方は、
まずカーシェアで旅行スタイルを試してみる方法もあります。

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